「アジアン・スクラム・プロジェクト」の一環で実施した「World Rugby & Asia Rugby Performance Development Workshop(PDW)」がスポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)※における功績を認められスポーツ庁長官感謝状を受章しました。

PDWはワールドラグビーとアジアラグビーが主催し、JRFUがホストユニオンとなり、流通経済大学の協力を得て毎年開催しているワークショップです。アジアラグビーに加盟(準加盟を含む)する32カ国のコーチ、レフリーらの資質向上を通じ、アジアにおけるラグビーの競技力向上を目的に実施し、昨年度は12カ国より総勢40名のコーチ、マッチオフィシャル、コンディショニングコーチのエデュケーターが参加しました。エデュケーターはそれぞれの分野の指導者を養成する役割であり、その指導を受ける裨益者は10万人を超えます。

参加者はそれぞれの知見を深めるとともに、交流を図り、自らのブラッシュアップに取り組みました。彼らはワークショップで学んだ内容を自国のみならず近隣のアジア諸国へ広める役割を担い、アジア全体におけるラグビーの普及に務めることが期待されます。
JRFUはラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたスポーツムーブメントをより大きなものとし、素晴らしいレガシーとなるようアジアン・スクラム・プロジェクトに取り組んでまいります。

※スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)とはSPORT FOR TOMORROWは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。