JICA大学連携ボランティアとしてインドネシアに派遣された流通経済大学学生らの活動報告が届きました。

■JICA インドネシア短期ボランティア ラグビー普及活動

2月19日から3月17日の4週間、インドネシアのジャカルタ、ボジョネゴロ、ジョグジャカルタ、パレンバン4地域で3,000人を超える人達にラグビーの強化・普及活動を行った。ジャカルタに到着して数日間は、インドネシアラグビー協会の副会長とお会いしてインドネシアラグビーの現状、ラグビー協会がラグビーを通して目指している事など貴重なお話を聞くことができた。

今回は現地でスムーズに活動するために国内で「コーチング」「メディカル・ストレングス&コンディショニング」「レフリー・分析」「普及」の4カテゴリーに分け、それぞれが現地で何を目的に、どのように行うのかWHY・WHAT・HOWを使って準備を行った。

普及活動においては、このインドネシアに来るまでに自分たちで何度もミーティングも重ねてはいたが、現地の方を目の前にすると言語の壁であったりコミュニケーションをとるのにすごく苦労した。その他にも様々な課題があり、普及活動の難しさを痛感した。 しかし、日本語とインドネシア語、言葉では伝わらないものも体を使ってジェスチャーなどを交えたり、生活する上で簡単なインドネシア語を自分達が覚えていくことで、徐々に子供たちに伝えたいことを伝えられるようになり、普及活動がスムーズにできた。様々な小学校、中学校、高校、大学で自分達を快く受け入れてもらい、ラグビーにも興味を持って取り組む姿に私たちも嬉しく感じ、普及活動を楽しみながら行うことができた。

学校によって環境に大きな違いがあるように感じられたが、どんな環境でもラグビーをしている現地の方々の姿は同じで、ラグビーに興味を持って楽しみながら取り組んでいた。

私たちもこの1ヶ月で、多くのことを経験し成長できたと実感しています。JICAの皆さん、関係者の皆さん本当にありがとうございました。

■派遣ボランティア:教員2名、大学生・大学院生8名

■派遣期間:平成30年2月19日~3月17日

■活動先:インドネシア(ジャカルタ、ボジョネゴロ、ジョグジャカルタ、パレンバン)