公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は、「Impact Beyond 2019」および「アジアンスクラムプロジェクト」の一環として日本政府が推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2019」招へい事業に協力し、同プログラムで来日したインドのラグビー関係者、車いす関係者の17名を対象に11月19日(火)~11月26日(火)の8日間にわたりラグビー、車いすラグビーを通じた国際交流プログラムを実施しました。

【概要】
期  間:2019年11月19日(火)~11月26日(火)
対  象:インドラグビー選手、指導者、レフリー 14名
      インドウィルチェアラグビー選手、指導者 3名
      Rugby India GM Nasser Hussain氏が帯同
訪問場所:同志社大学、独立行政法人国際協力機構(JICA)、流通経済大学付属柏高校、日本財団パラアリーナ、パナソニックセンター東京

【日程】
11月19日(火) 到着 オリエンテーション
11月20日(水) 同志社大学訪問
11月21日(木) 京都観光
11月22日(金) JICA・JRFU関係者との会議 流通経済大学付属柏高校訪問
11月23日(土) 
ラグビーチーム:浅草観光 ホームステイ 
車いすラグビーチーム:日本の車いすラグビー関係者(福岡ダンデライオン・コーチ、株式会社テレウス・テクニカルマネージャー)との打ち合わせ
11月24日(日) 
ラグビーチーム:ホームステイ
車いすラグビーチーム:日本財団パラアリーナ訪問 車いすラグビーチーム(AXE)と練習 パナソニックセンター東京見学
11月25日(月) 成果報告会
11月26日(火) 帰国

参加者の中には青年海外協力隊として2016年~2018年インドに派遣された徳武隊員の教え子や2018年に行われたインド・スリランカフレンドシップマッチに参加した選手、コーチ、今年7月に行われたSports For Tomorrow インド事業で日本人から指導を受けた選手たちが多く参加しました。また同志社大学はJICAとの連携プログラムで2020年1月よりインドへ学生の派遣を予定しています。
今回はインドのラグビー、車いすラグビーの関係者の方々に、インドとの交流を行っている日本の団体が普段どのような活動を行っているかを知ってもらう良い機会となりました。積極的な相互理解活動によってインドと日本のラグビー、車いすラグビーがより良い関係を築き上げることが期待されます。

徳武元隊員の活動報告
https://www.jrfu-asianscrum.jp/wp/2018/06/06/area/india/225/
インド・スリランカフレンドシップマッチの実施レポート
https://www.jrfu-asianscrum.jp/wp/2018/07/04/area/india/217/
SFT国際貢献プロジェクト(インド)実施報告
https://www.jrfu-asianscrum.jp/wp/2019/07/26/area/india/1809/

車いすラグビー選手 Gajendraさん コメント
初めて日本に来て車いすラグビーの練習方法や技術、時間を守ることの大切さや規律について学ぶ素晴らしい時間になりました。これをインドに帰って仲間にも伝えたいと思います。また車いすでも快適に過ごせるホテルや車両などの設備に驚きました。受け入れてくださった外務省、JRFU、日本AFS協会、日本車いすラグビー連盟(JWRF)の皆様、大変ありがとうございました。

同志社大学でラグビー部の練習に参加した選手
流通経済大学付属柏高校の女子部員との交流
車いすラグビーチームの練習に参加
https://www.facebook.com/rugbyindia/posts/2856762381024703